2025/05/07 09:36
基本的に日々の制作物やArtworkの更新はインスタの方をメインとしてUPしてきましたが、こちらにもピックアップして内容を改めてキーボードで文字を打つとインスタでは表現出来ない事も出てくるものだと感じています。
この作品は東京、三軒茶屋にあるハナレというミュージックバーで行われる『Abstract Musical Space』という音楽イベントのフライヤーです。このイベントのフライヤーを作らせてもらって3年目となりました、初年度からイベントのジャンルや内容に沿い制作していましたが今年から自身の解釈の変化に伴い、アブストラクトもコンクリートも人間の作り出したカテゴリーの中に有るものでしかないという解釈から人物をコラージュしたり、アブストラクトという表現に具象的な花などのコラージュをあわせて表現しました。
Abstract=抽象的というニュアンスが一般的かと思いますが、自身の中ではアブストラクトもコンクリート=具象的も2つ相まって1つと捉えるようになりました具体的であるからこそ抽象的である意味が生まれたと、
人間が生み出した具体的なものの上にだいたい私達はいて、抽象的であるということがその現実から逃れる空間なようで、そのニュアンスは限りなく自由であってほしく、言葉やカタチを超えた表現で、そこに具象も抽象もあってよしで、1つとしてまとまらない表現がアブストラクトと感じます。
これは個人的な解釈で、あくまで途中経過なので、これからアブストラクトを更に研究して自身の表現を追求していきたいと思います。
改めて3年間を見返すと、初年度は自身の名前を入れてはなかった。それはフライヤーの製作者が、出演者に加わって表記されることはあまり一般的では無いと考えていたし、当日の出演者では無いという意味合いもあったし、背景に自身の作品があるから名前は入れなくてもいいと考えていたからですが、このイベント主催者であるKASSYさんが、出演者のテキストの中にいつも私の名前を書いてくれていたことから、自身の名前も加えてもいいのかなと考える様になっていきました。
名前をフライヤーに記載始めたのは、1年間の製作の終わり頃からで、出演者とは別の隅の方に載せていました。そこからだんだんと回を重ねるごとに存在を増させていく様を、自身で見返すと図々しさも含みつつ、このイベントに関わる者としての私なりの責任を積みかせてきた自負もありました。
以下に今までの作品をまとめてみました。
その変化の様子も合わせてご覧いただければと思います。
Abstract Musical Space
2025.5.4(SUN)
OPEN 17:00
Music Charge ¥1000
Live/DJ :
MANATHOL
JUMBO
KASSY
Live Sound Engineer:
DJ KENSEI
DJ:
Jam Diabro
Flyler Artwork:
YOHEI COCOLOGUE SAKAI
ZEST Ⅲ 4F, 2-26-1, Taishidou, Setagaya-Ku, Tokyo
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